関市の避難場所等は、下記のページで確認することができます。

http://www.city.seki.gifu.jp/info/hinanbasho/hinanbasyo.htm
 
気象の話題(3月)春一番

立春を過ぎれば太陽の光はかなり強く、昼間が長くなって春の気配がしだいに漂うようになります。そして、ある日強い南風が吹き、春が爆発でもしたかのよう暖かくなります。この立春後に初めて吹く強い南寄りの風を「春一番」と呼びます。能登や壱岐の漁師の間で使われていたものが近年広く言われるようになったものです。
そんな春一番ですが、東海地方では今年は2月14日に、3年ぶりに観測されました。なお、東海地方の春一番の条件は、以下の通りです。@立春から春分。A地方気象台(名古屋、岐阜、津、静岡)のいずれかで、南よりの風(東南東〜西南西) 最大風速8メートル以上(ただし、津は10メートル以上)を観測し、かつ最高気温が平年より高いこと。B日本海で低気圧が発達すること。となっています。東海地方の気象台(とくに名古屋、岐阜、津)では、紀伊半島の風下側にあたり、条件を満たす風が吹くことが少ないため、今年の観測が3年ぶりのものとなりました。しかし、春一番が吹くときは、特に岐阜県山間部ではまだ雪深い時期になっています。南からの温かな風が吹き込み、雪融けが進むことで、なだれや、川に雪解け水が一気に流れ込むことで発生する増水や洪水といった災害の発生の危険が高まります。春一番と聞くと、春の気配に心躍りますが、その一方で、特に多雪地帯では融雪災害発生に注意・配慮をしなくてはなりません。
気象の話題(2月)平成28年1月の岐阜での雪

岐阜市では、1月15日に初雪を観測しました。先回号でも話題にしたように、この冬は観測史上7度目の「年越し初雪」になりました、また、この1月15日という記録は、昭和10年に記録した1月16日に次いで、史上二番目に遅い初雪になりました。しかし、この冬特筆すべきは、初雪を観測してからわずか5日後の1月20日には、岐阜市で一時9cmの積雪を記録するなど、ややまとまった雪が降りました。この1月を振り返ってみると、暖かな年始となりました。これは、上空に暖かな空気が流れ込んだためでした。これゆえ、岐阜市の初雪は遅くなったと考えられます。しかし、15日頃から上空には平年を下回る寒気が急に流れ込み、初雪を観測、そしてそこから1週間足らずでのまとまった雪という流れになりました。この冬のように、初雪が遅くても、その冬の雪の量が少なくなるとは限りません。急にまとまった雪が降ってあわてることの無いように、初雪が遅れていても油断することなく、雪への備えを早め早めに行うようにしていきたいものです。
(※図)平成28年1月輪島市上空5500m付近気温の実績
    点線は平年値
    岐阜市で積雪となった20日と25日を中心に上空には強い
    寒気が流れ込みました。
気象の話題(1月)遅い初雪

この冬は暖冬になるとの予想通り、平年よりも高い気温の日が多くなっています。また、1月1日現在、岐阜地方気象台では今冬の初雪の発表はまだありません。ちなみに、岐阜市の初雪の平年日は12月14日となっています。少なくとも、現段階で二週間以上、平年よりも遅くなっており、過去7度目の初雪が年を越すことが確定しました。また、この冬以外にも、雪が降らないまま年を越したことは6度ありました。その中で最も遅かったのは昭和9年度で、初雪を観測したのは翌昭和10年の1月16日でした。また、岐阜市の平均雪日数は24.6日ですが、この、いずれの年においても平年より雪日数は少なくなっています。雪の降る日が少ないと、つい雪がないことが当たり前になってしまいがちです。ただ、平成10年度には翌年の1月8日に岐阜市で19cmの積雪を観測しています。このように初雪が遅くてもまとまった雪になることもありますので、例年どおり、油断をせずに雪への備えを行うようにするとよいでしょう。
気象の話題(12月)雪崩防止週間

県内でも、山間部では本格的な雪のシーズンに入りました。また、市内でも板取など北陸に近い地域では、この先まとまった雪が降る時期がもうすぐやってきます。これからの時期、心配される気象災害のひとつに、なだれがあります。さて、表題にもあるように、12月1日から7日は「雪崩防止週間」です。「本格的な雪のシーズンを前に、なだれ災害の危険性を再認識し、なだれに対する知識の普及・啓発を推進する」ことを目的として、国土交通省によって定められました。では、なだれは、どういう気象条件の時に注意が必要なのでしょうか。ちなみに、気象台による関市内へのなだれ注意報の発表基準は以下のとおりになっています。@24時間降雪の深さが30cm以上で積雪が70cm以上になる場合。A積雪の深さが70cm以上あって、日平均気温が2度以上の場合。B積雪の深さが70cm以上あって、降雨が予想される場合。つまり、なだれは雪解けの時期でなくても、新雪がどんどん積もっていく時期にも注意が必要となります。これから本格的な雪のシーズンを迎えますが、なだれは雪解けの時期のものだと油断せず、雪が多く積もっている地域に行く際は、なだれ注意報の発表状況をこまめに確認するようにしましょう。
気象の話題(11月)東海地方の木枯らしって・・・?

童謡「たきび」の三番の歌いだし、「こがらし こがらし さむいみち」のように、道を吹き抜ける風からも、秋の終わり、そして冬の訪れを感じる時期になりました。さて、この木枯らしですが、気象庁の定義では、10月半ばから11月末の間で、西高東低(いわゆる冬型)の気圧配置になったときに吹く、風速8メートル以上の北よりの風のことをいいます(※1)。今年は、近畿地方で10月24日に、関東地方では、10月25日にそれぞれ観測しています。さて、ここで、表題に戻りますが、実は東海地方では木枯らしは、観測されません。なぜなら、観測しているのが東京管区気象台と。大阪管区気象台の二箇所のみだからです。とはいえ、東海地方の平野部でも、定義にあるように西高東低の気圧配置になった際には、北よりの強い風が吹くことがあります。また、こうした風は、日本海側で雨や雪を降らせたあと、水分を失ってから山を越え、東海地方平野部など太平洋側に吹き込むため、乾燥した強い風になることがあります。空気が乾燥し、火の手が回りやすくなったところに強い風が吹くため、火災のリスクも高まります。木枯らしのニュースを聞くと、たき火に当たりたい気持ちになりますが、火事には十分注意するようにしましょう。
★11月9日から11月15日は秋の全国火災予防運動期間です。
気象の話題(10月)線状降水帯(関東・東北豪雨より)

9月9日から11日にかけて発生した大雨により、茨城県や宮城県などで堤防が決壊するなど、各地で大きな被害が発生しました。気象庁は9月18日にこの大雨を「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名しました、この豪雨で注目されたのが「線状降水帯」でした。この日、関東南東部では、台風18号から変わった低気圧に吹き込む南東の風と、台風17号の北側の東風がぶつかることによって、上昇気流が発生し、発達した雲が発生しやすくなっていました。また、発生した雲が上空の南風に流され南北に延び、線状降水帯となりました。そして、同じような気圧配置が長く続いたため、大雨が長続きし、今回のような豪雨被害が発生してしまいました。この、線状降水帯は、今回に限ったものではなく、過去には東海地方でも発生しています。最近では、平成25年9月4日に、東海地方周辺でも発生し、岐阜県内でも1時間に約100mmの猛烈な雨が観測された地点(大垣アメダス雨量計)がありました。その時の雨は、今回の関東・東北豪雨ほど長続きしなかったため、甚大な被害とはなりませんでした。しかし、今後こうした豪雨の発生する可能性がどこにでもあることに留意し、大雨が予想されている際はレーダー画像や天気予報をこまめに確認し、迅速な避難行動につなげていくようにしましょう。
気象の話題(9月)虫の声と季節の進み

「秋の夜長を鳴き通す ああおもしろい 虫のこえ」皆さんご存知、童謡「虫のこえ」の一説です。セミが夜まで鳴いていた、暑い暑い夏が終わり、夜はすっかり秋の虫たちの鳴き声に変わりました。そんな秋の虫たちにもなく順番があるようで、どの虫が鳴きはじめたかによって、秋がどこまで進んできたかがわかるようです。あくまでも、目安ですが、主な所では、コオロギ(エンマコオロギ)は8月の前半から鳴きはじめるようです。今年(平成27年)は、岐阜市では8月17日に初鳴が観測されています。続いてウマオイが8月の中ごろ、スズムシが8月末ごろから鳴きだすようです。そして、「虫のこえ」の冒頭でもおなじみのマツムシが鳴きだすのは9月中ごろ。このころには、夜は「涼しい」から「肌寒い」と感じる日も多くなってきているのではないでしょうか。マツムシの声が聞こえてきたら、寝るときは布団を厚くしたり、寝間着の袖も長いものにしたりして、体調の管理を心がけたほうがよいかもしれませんね。
気象の話題(8月)台風11号を振り返る

7月16日、台風11号が高知県室戸市付近に上陸しました。今年上陸した台風は、この11号がはじめてになります。台風11号は、7月4日午後3時にマーシャル諸島の近海で発生しました。そこから西よりに進み、12日ごろに沖ノ鳥島の近海に進んだ後、進路を北寄りに変えました。その後も北上を続け、強い勢力で16日夜に高知県に上陸しました。西日本を縦断し、日本海に抜けた後、18日午前3時に熱帯低気圧となりました。この台風には、二つの特徴がありました。一つ目は、岐阜県の西側を通ったことです。このため、県内には南から暖かく湿った空気が流れ込み、発達した雨雲がかかりやすくなりました。二つ目は、動きが15〜20km/hと、比較的遅かったことです。このため、同じような箇所に発達した雨雲がかかり続け、県内でも大雨になった所がありました。特に、関市板取では、降り始め(15日13時)から18日16時までに、254.5ミリの雨量を観測しました。これから先、本格的な台風シーズンとなります。台風接近時には、台風の進路予想に注意して、今回のように西側を通るケースが予想される際は特に、大雨への備えをいち早く行うようにしましょう。
気象の話題(7月)台風+梅雨前線=集中豪雨(南木曽町水害に学ぶ)

昨年7月9日、長野県南木曽町で土石流が発生し、1名が亡くなりました。このとき、本州付近は、台風からの暖かく湿った空気が前線に向かって吹き付け、大気の状態が非常に不安定になっていたため、所々で発達した積乱雲が発生していました。特に、南木曽町付近では、17時30分までの1時間に90ミリの猛烈な雨が解析されていました。この積乱雲は、南木曽町で災害をもたらす前に、岐阜県を通過していました。9日16時までの1時間で美濃市では13.5mm、岐阜市では16時10分までの1時間で雨量は8mmでしたが雷を伴っていました。このあと発達しながらこの雷雲は東進し、長野県内で水害を発生させました。もし、発達のタイミングが早ければ、県内でも甚大な水害が発生していた可能性がありました。これから、梅雨後半となり、台風もやってくる季節になります。本州付近に前線が延びていて、南から台風が北上してくるようなときには、台風への備えはもちろん、集中豪雨などにも注意・警戒するようにしましょう。
気象の話題(6月)土砂災害防止月間

6月は土砂災害防止月間です。これは昭和57年7月豪雨をきっかけとし、建設省(当時)が、昭和58年に制定したものです。土砂災害が発生しやすくなる梅雨時を目前にして啓発活動を実施することを目的としています。ここで、土砂災害から身を守るポイントについて紹介します。@住んでいる場所が土砂災害危険区域かどうかを事前に確認しておきましょう。これは、市役所や市ホームページ(※1)で入手できる、ハザードマップ(※2)をもとに確認をすることができます。A強い雨が降ってきたり、長く雨が降り続いたりしたら、土砂災害警戒情報に気を付けましょう。これは、大雨警報(土砂災害)が発表されている状況で、土砂災害発生の危険度が非常に高まったときに、県知事と気象庁が共同で発表するものです。B早めの避難と、身を守る行動を心がけましょう。がけや渓流のそばや、土砂災害警戒区域などに住んでいる方は、大雨や土砂災害警戒情報が発表された際は、早めに近隣の避難所へ避難するようにしましょう。また、夜間に大雨が予想される際は、明るいうちの避難を心がけましょう。さらに、すでに避難するのが危険な状況になっているときは、建物の二階以上に避難したり、がけや渓流等からなるべく離れた部屋に移動したりするなど身を守る行動を心がけましょう。
〈※1〉関市ホームページ 防災(http://www.city.seki.lg.jp/0000006497.html)
〈※2〉ハザードマップの例(関市役所周辺)
気象の話題(5月)5月の梅雨入り

梅雨といえば、6月から7月にかけての印象が強くあります。実際、東海地方の平年の梅雨入りは「6月8日頃」です。しかし、ここ10年間(平成17年から26年)を遡ってみますと、5月に梅雨入りしたのは3回(平成20年、23年、25年)ありました。なお、過去50年間(昭和40年から平成26年)では、5月の梅雨入り4回しかなく、そのうち3回がここ10年に起きています。梅雨入り直後といえば、一般的にはシトシトと降る雨が想像されます。しかし、平成23年5月29日は、関市板取で一時間降水量33.5mmの激しい雨が観測されています。「梅雨入り直後だから」、「まだ5月だから」と油断することなく、大雨への備えを早めに、普段から行うように心がけましょう。
気象の話題(4月)気温の変動が大きい月

4月は、寒暖の差が大きい時期です。下旬には暑さを感じる日も現れ、最高気温25度以上の夏日、時には30度を超す真夏日も記録する年もあります。しかし、高山など北部ではまだ冬の寒さが残り、雪が降るような日もあります。このように、4月の県内は南の暖かい気団と北の冷たい気団による寒暖の差の大きな時期といえます。
日本付近を低気圧と高気圧が交互に通過し、天気は数日の周期で変化します。低気圧が日本付近で発達すると、海や山では荒れた天気となり、低気圧からのびる寒冷前線は発達した積乱雲を伴うことが多く、通過時には短い時間に強い雨を降らし、突風、雷、降ひょうなどの激しい気象現象が発生することもあります。また、低気圧の通過後は、寒気が入って気温が急に下がることが多く、内陸部では氷点下を記録することも珍しくありません。
4月は、うららかに晴れる日も多くありますが、レジャーなどで海や山へ出かける際には急な天気の変化に注意してください。
表に、岐阜県内の主要地域の平均日を示しました。
冬日の終日=最低気温が氷点下を観測した最後の日の平均日。
夏日の初日=最高気温が25度以上を観測した最初の日の平均日。
真夏日初日=最高気温が30度以上を観測した最初の日の平均日。
気象の話題(3月)旋風

2月13日、神奈川県厚木市で、突風により倉庫の屋根がめくれたり、窓ガラスが割れたりするなどの被害が発生しました。当初は、この突風について、竜巻なのではといった報道もなされましたが、気象庁は、翌14日に、この突風について「旋風」と呼ばれるつむじ風の一種であったと発表しました。竜巻と旋風、一見すると似ているこの2つ、大きな違いは、上空に雲(積乱雲)があるかどうかです。まず、竜巻は、積乱雲の強い上昇気流に伴って作られた空気の渦です。雲が垂れさがったような外観をしており、上空の比較的高い所まで現象が及んでいるのが特徴です。また、竜巻は、雷雨を伴って発生することが多く、最大風速は100m/s以上になり、大きな被害をもたらすことも多々あります。一方、旋風は、日光等により地面が加熱されて暖められた空気が上昇したり、風がぶつかったりすることによって発生する空気の渦です。雲と一体になるほどの高さはなく、地表付近の比較的低い所で発生する現象です。竜巻と異なり、雲と関係しませんので、晴れている時にも発生します。この旋風、身近でもたびたび目にすることがあります。運動場で土埃が渦を巻いていたり、路地で落ち葉が渦を巻いていたりしますが、このようなものも旋風の一種です。竜巻と比べると、比較的規模の小さな旋風ですが、テント等が飛ばされて人的被害が発生したり、ビニールハウスが壊れたり等の被害を発生させるものもあります。大きな旋風を見かけたらむやみに近づいたりせず、また、飛ばされやすいものから離れるなど、身を守る行動を心がけましょう。
気象の話題(2月)雪崩

まだ、2月ですが、岐阜県内では今月が雪崩の発生が最も多い時期になります。冬の寒さに暖かい春の陽気が交じるようになるためです。春はもうすぐですが、積雪の多い所では、これからが大規模な雪崩のシーズン。雪崩は雪が積もっている所に、かなりの雪が降った後で起こりやすく、雪が深くなる2月に最も多く、次いで3月、1月の順です。雪崩は、全層雪崩と表層雪崩の二つに大別できます。全層雪は、気温が上がって、雪解けが盛んになった時に多く、積雪全体が滑り落ちるもので、規模が大きく、底雪崩とか地こすりなどとも呼ばれて大変危険なものです。一方、表層雪崩は新雪雪崩とも呼ばれ、古い積雪の上に新しく積もった雪が滑り落ちるもので、大雪の降る真冬に多く、規模もそれほど大きくはありません。図は表層雪崩と全層雪崩の時刻別の発生を示したものです。全層雪崩は午後からタ方にかけて集中しているのは、気温が上がる午後に雪解けが多くなるからです。特に南風が吹くような暖かい日は要警戒です。一方、表層雪崩は、4時〜8時にかけてが最も多くなっていますが、時刻はほとんど関係がありません。大音響とともに雪煙りを上げて落下し、遅いものでも平均時速100キロもの猛スピードで雪崩落ちます。冬山登山者はいうまでもなく、ツアースキーヤーや山間部の自動車通行の人にとっても、積雪が最も深い頃になりますから、気象台から雪崩注意報が発令されているような時は、十分な警戒が必要です。
気象の話題(1月)寒さの極値

今年も20日の「大寒」ごろから、冬の寒さもピークを迎えます。図は岐阜市と高山市のその年の冬の最低気温がいつ出現したかを、12月以降、3月まで旬別に表に表したものです。早い年では12月中に観測されたり、3月という非常に遅い年もありますが、その大部分は1月から2月の中ごろにかけてで、平均すると、1月30日ごろになります。岐皇市で観測された最低気温の記録は昭和2年1月24日の氷点下14・3度です。このほか氷点下10度以下の記録的な低温は、今までに15回ありますが、その大半が1月下旬に集中しており、記録的な低温は大寒(1月20日から2月3日)の間に出ることが多くなっています。ただ、高山市では低温の極値はもう少し遅くなることが多く、最低気温の記録も昭和14年2月11日に観測された氷点下25・5度です。この記録は本州の気象官署の中では最も低く、高山市の冬は東北地方よりも厳しく北海道なみです。
各都市では都市の温暖化が進み、冷え込みは弱くなってきています。岐阜市や高山市の最低気温の極値は、今後更新されないかもしれません。
なお、日本での最低気温の記録は北海道の旭川で明治35年1月25日の氷点下41度です。
気象の話題(12月)『ヒートショックにご用心』 

暖房の効いた部屋から寒い廊下に出ると思わず「プルッ」とすることがあります。「ヒートショック」です。温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動する等によって起こる健康被害です。心筋梗塞や不整脈、脳梗塞を起こす事があり、高齢者に多いのが特徴。特に、冬は温度差が体には大きな負担になりますから、十分注意しましょう。それには、家の中の温度差をできるだけ小さくすること。家の中には三つの「温度差」があり、@「時間による温度差」(夜から朝にかけて)。A「上下の温度差」(床と天井)。B「水平の温度差」。です。@とAは、エアコンのタイマーや扇風機などを上手に使い、温度差を小さくしましょう。Bは、もっとも大きなヒートショックの原因です。暖かい部屋から寒い廊下・トイレ、風呂場などへの移動時です。短時間に血圧は急激に上昇や下降しますから、血圧に問題のある人は思っている以上に心臓に負担がかかります。命の問題と認識し、浴室・トイレなどにも暖房設備を入れることも検討したいですね。また、冬場は昼間に入浴するなど少し習慣を見直すのもいい方法です。半身浴もお奨めします。
気象の話題(11月)10度未満の日の初日が遅くなっている 

11月は、北アルプスなどでは雪の季節を迎え、初冠雪(夏が終わり、山すその気象官署から、初めて山項付近が積雪で白く見えること)の便りが届くようになりました。山岳や県内でも飛騨や奥美濃ではそろそろ冬支度が始まるころです。少しずつ空が高くなり、すじ雲やうろこ雲に季節の移ろいを感じるようになり、高い山では木の葉が色づき、紅葉狩りシーズンの到来です。紅葉は秋の深まりとともに、だんだんと里に下りてきます。紅葉が始まる目安は最低気温が8度から10度以下といわれています。美濃地方では、夏が過ぎて最低気温が初めて10度未満に下がるのはいつごろになるのか見てみましょう。
下の図は1961年から2013年まで(岐阜市の最低気温は初めて10度未満になった日)の記録です。1960年代の平均は10月11日でしたが、2000年代では10月26日になりました。年毎には上下を繰り返しますが、平均値を取っていくと、右肩上がりで、50年間で半月以上遅くなっています。特に、1990年代後半には11月に入っての観測も珍しくなくなりました。それでも、11月も半ばを過ぎると、急激に寒くなり、暖房を入れる日も多くなります。市の山沿いでは氷が張り、イロハカエデの紅葉やイチョウの黄葉が見ごろになるころです。
気象の話題(10月)秋は夕暮れ・・・ 
 
 清少納言は枕草子の中で「秋は夕暮れ・・」とほめました。特に、雨上がりでよく晴れた日は、真っ青な空が時間の経過と共に夕焼けするまでの色の変化も実におもしろく、楽しみなものです。「夕焼け小焼けで日が暮れて・・」、「夕焼け小焼けの赤トンボ」の歌詞がすぐに出てきます。夕焼けの美しさは日本人の心にしっかりと刻み込まれています。童謡・唱歌をあまり歌わなくなってきた今でも、親が子供に教えてあげられる数少ない歌の一つではないでしょうか。さて、しみじみと「秋を感じる」時を、聞いた調査では、@朝晩に寒さを感じ始める。A秋の夜長の虫の音。B日が短くなる。C木々が紅葉し始める。Dコスモス、キンモクセイ、ススキなど秋の植物が咲く。などなどが上位でした。みなさんはどうでしょうか?
気象の話題(9月)雨に恐怖を覚えた日

昨年9月4日、大垣市では一時間降水量108.5ミリの猛烈な雨が降りました。2010年7月15日に起こった可児市や八百津町の豪雨でも、近隣の多治見のアメダスは一時間83.5ミリを観測しています。道路はみるみるうちに川のようになり、あちこちで車が立ち往生し、マンホールから噴水のように水が噴き上がることもあります。歩道を歩く人たちも流れる水に足を取られて歩けなくなります。いちどきに滝のように降る雨、それが、一時間に80ミリ以上降る猛烈な雨です。長良川が決壊した1976年9月豪雨、愛知県が被害の中心だった2001年の東海豪雨などなど、これらは、いずれも前線や台風が絡んでいます。豪雨が起こるパターンはいくつかに分類されて、そうしたパターンが予想される場合には、早期に注意・警戒の喚起を近年は行っています。また、昨年施行の特別警報などは、ただちに「命を守る」行動を促しています。予報技術や観測システムは格段に進歩していていますが、局地的な集中豪雨に対して予測の壁はまだまだ厚く、最も難しい予報技術の確立の早期実現を期待したい。なお、図は一時間100ミリ以上の雨が降った回数を示しており、出現回数は右肩上がりとなっています。(県内各地のアメダスで、100ミリ以上の雨は、気象台の統計では大垣だけですが、岐阜市で1914年に記録した99.6ミリを含んでいます。)
気象の話題(8月)岐阜県内の最高気温の記録

世界一の最高気温の記録は、現在、1913年7月10日にアメリカのデスバレー国立公園で観測した56.7度です。海に囲まれた日本列島では、ここまで暑くなることはありませんが、40度を超す気温を観測するアメダスポイントも、近年は珍しくなくなってきています。日本の最高気温の記録は、昨年、四国の四万十市の江川崎で8月12日に観測した41.0度です。それまでは、2007年8月16日に岐阜県多治見市と埼玉県熊谷市で記録した40.9度でした。多治見市や熊谷市は暑さを逆手にとって「暑い町」をPR、暑さが市を全国に知らしめるなどの効果を生んでいます。関市では、気象庁の気温のアメダスがないため、市内では毎年どれくらいの気温が上がっているか、数値で知ることはできません。そこで、岐阜県内の最高気温の分布を図にしてみました。岐阜県内で、気温が高くなる地域は、岐阜市・郡上市八幡町・多治見市を線で結ぶトライアングルができ、その中に関市が位置し、県内でも特に暑くなる地域に含まれます。
気象の話題(7月)雷の事故

7月、8月は雷の季節です。日照り続きの時の雷雨は、涼風を呼んで一服の清涼剤となりますが、思わぬ事故も起こります。夏は日差しが強く空気中の湿度も高いので雷雲の発生には極めて都合がよいのです。1967年ですから、もう40年以上前にもなりますが、北アルプスの西穂高独標で、11人死亡という落雷事故がありました。登山史上でも例のない大量遭難でした。また、海でも1987年に高知県の生見海岸でサーフィンをしていた6人が死亡するという、海上での落雷事故が起きています。落雷による死亡率が最も高いレジャーは、実は「釣り」なのです。「ゴルフでは?」と思われがちですが、ゴルフ場やゴルファー達の間で「落雷の危険性」が浸透してきており、ゴルフ場でも避難場所を作るなど、安全対策が功を奏してきたからです。市内を流れる長良川や支流の河川は鮎釣りなどでにぎわいます。いったん、雷雲が発生し始めると20分足らずで雷もなります。ムギ三束を刈る間もないほど早いという意味から、「三束雷」と呼ぶ地方もあります。レジャーなどでも、雷鳴が聞こえたら、すぐ安全な所へ避難。「私は大丈夫」の考えは捨ててください。
気象の話題(6月)雨の降り方と予報用語

天気予報で使われる「強い雨」や「激しい雨」という言葉にはきちんとした定義があります。すべて、1時間に降る降水量が基準です。@「弱い雨」とは1時間に降る雨の量が3ミリ未満の雨のことで、地面が湿るくらいの雨を指します。A「やや強い雨」は1時間雨量が10mm〜20mm未満の雨。B「強い雨」は1時間雨量が20mm〜30mm未満でどしゃ降りの雨になり、側溝や小さな川があふれるようになります。C「激しい雨」は1時間雨量が30mm〜50mm未満の雨で、バケツをひっくり返したような降り方をします。D「非常に激しい雨」とは1時間雨量が50mm〜80mm未満の雨で、これほどの雨になると、多くの災害が発生するおそれがあります。E1時間雨量が80mm以上になると「猛烈な雨」と表現します。ここまでの大雨はめったにありませんが、息苦しくなるような圧迫感や恐怖感を覚えるような降り方をします。雨の強さを表す言葉は、このように時間雨量によって決められているのです。したがって、気象台から発表される天気予報に「激しい」などの言葉があるときは、注意報や警報が出ていなくても、いつも以上に雨の降り方に注意してください。
気象の話題(5月)八十八夜の別れ霜

立春から数えて88日目にあたる5月1日または2日は、昔から「八十八夜」として農事上大切な日とされてきました。米寿が88歳なのと同じように、五穀のうち最も重要な米を頭に描いて、「八十八夜」といわれ始めたようです。
グラフは岐阜の終霜(シーズン最後に霜の降りた日)の記録(1981年〜2013年)です。これを見ると、5月に霜が降りた日はなく1989年4月29日が最も遅い記録です(平年値(1981年〜2010年)は4月3日です。
新緑の季節で農家にとっては節目の日。「八十八夜の別れ霜」といわれるように、美濃地方平野部では、この日を過ぎると霜が降りることもなく、種まきや茶摘に最適の季節を迎えます。ただし、岐阜の最も遅い終霜は明治26年(1893年)5月19日があり、農家の方はこの日ころまでは、朝の最低気温予想に注意してください。また、洞戸や板取などでは、5月に入っても6月近くまでは、飛騨高山並みに遅霜が降りることがありますから、気象台発表が発表する飛騨地方の霜注意報にも注意してください。
気象の話題(4月)PM2.5で注意喚起が出たら・・・

今年2月26日、北陸や西日本を中心に、微小粒子状物質(PM2.5)の濃度が上昇し、三重県を含む10府県で注意喚起が行われました。また、3月18日には、愛知県でも初めてとなる注意喚起が出されています。微小粒子状物質(PM2.5)は、大気中に漂う粒径2.5μm(1μm=0.001ミリ)以下のごく小さな粒子で、髪の毛の太さの30分の1程度しかありません。このように小さい粒子は肺の奥深くまで入りやすく、ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系疾患への影響や、肺がんや循環器系への影響も心配されています。そこで、環境省が示した濃度水準を上回ると予想されるときは、岐阜県から注意喚起を実施することにしています。注意喚起が出た際は、屋外での長時間の激しい運動を避け、不要な外出を控えるなど、外気にさらされない行動を心がけることが大切です。また、屋内でも換気や窓の開閉を最小限にとどめるなど、外気の流入を避けるようにしましょう。
気象の話題(3月)ヒノキ花粉にも注意

2月後半に入ったころから、美濃地方の所々で微量のスギ花粉が観測されるようになりました。関市でも、これから春めいていくにつれてスギ花粉の飛ぶ量が増えていきそうです。今年のスギ花粉の飛散量は、例年よりやや少ない見込みで、ピークは3月中旬になる見通しです。一方、スギ花粉症の7割の人がヒノキ花粉でも症状が出るといわれていて、スギ花粉だけでは終わらないという方が多いようです。岐阜県内では近年ヒノキ花粉の増加傾向が続いていて、今年の飛散量は、スギ花粉と違い、例年よりやや多い予想です。ヒノキ花粉の飛散開始は3月下旬の見込みで、ピークは4月中旬になる見通しです。ヒノキ花粉は、人によってスギ花粉よりも重い症状が出たり、喉の痛みや咳などのスギ花粉とは違った症状が出ることもあります。症状の出る方は対策を続けることが大切ですし、症状の出ない方もマスクを着用するなど予防を心がけると良いでしょう。
気象の話題(2月)少雪と遅雪の記録

この冬、関市に近い岐阜市では12月13日に初雪を観測し雪の季節に入りましたが、その後、雪らしい雪が降っていません。初雪以降、1月27日にかけての降水量は82.5ミリに達しているものの、ほとんど雨となっています。積雪はいまだ観測されておらず、今シーズンの降雪の合計も「なし」となっています。岐阜市のひと冬の雪の記録は、昨冬まで60回あります。最も雪の少なかったのは1978年と1979年をまたいだ冬で、降雪の合計は1センチ、次いで、1972年にかけての3センチ、1990年にかけての4センチとなっています。また、最も遅く1センチ以上の雪が積もった記録は、2008年の2月9日で、そのあとは1988年の2月3日、2005年の2月1日と続いています。つまり、統計をとり始めてから、雪の積もらなかった冬はなく、2月上旬までには1センチ以上の積雪を観測しています。長期予報によりますと、2月は冬型の気圧配置が強まり、寒気の影響を受ける時期がある見込みで、今月には雪の積もる可能性がありそうです。
気象の話題(1月)過去10年の1月の降雪と雪日数

関市に近い岐阜市では、12月13日に初雪が降り、平年より1日早く雪の季節を迎えました。平年では、1月には本格的な雪になる日が現れ、増えた積雪量を足した降雪の深さの合計は、1年で最も多い19センチになります。また、チラつく程度やみぞれも含めた雪日数は9.4日となり、1か月のうちほぼ3分の1は雪が降ることになります。過去10年の1月の雪を振り返ってみますと、前半と後半で雪の降り方に違いがあります。昨年までの5年間は、10cm以上の降雪があった年がほとんどです。特に2011年には、1日で26センチの積雪を記録。1か月間では36センチの雪が降り、平年を大きく上回りました。一方、2004年から2008年は、「なし」か1〜2センチの雪化粧程度の年が多くなっています。ただ、雪日数は平年より多い年と少ない年がそれぞれ1回ある程度で、全般に平年並みの年が多くなっています。つまり、過去10年で、雪の降る日数は大体同じであるにもかかわらず、ここ数年はより積もりやすい傾向になっています。積雪が増えると交通機関への影響が大きくなります。冬型の気圧配置が強まるときは、気象情報に注意して下さい。
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関市気象河川情報ページは機器の調整中になります。復旧までしばらくの間、ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。  
気象の話題(12月)インフルエンザに注意

インフルエンザは、例年12月〜3月ごろに流行します。インフルエンザの流行は寒さと関わりがあり、最低気温が15度以上のときはわずかな患者しか見られないものの、10度前後になると増え、5度を下回ると急増するという報告があります。関市に近い美濃市では、10月半ばに10度前後まで下がった日がありましたが、これに対応するかのように、関・美濃地域では、10月下旬にインフルエンザの患者が現れ始めました。また、10月の終わりから11月上旬に最低気温が10度を下回る日が多くなると、インフルエンザの患者も増加する傾向になりました。一方、11月中旬からは気温が5度を下回る日が大半を占めるようになりましたが、11月下旬の段階では顕著な患者の増加は見られず、何とか踏みとどまっている状況です。ただ、これからがインフルエンザの流行する時期で、いったん流行し始めると短期間に多くの人へ感染が拡がるため油断できません。うがい・手洗いの励行とマスクの着用で予防を徹底し、具合が悪くなったらすぐに医療機関を受診しましょう。
(参考:岐阜県リアルタイム感染症サーベイランス・インフルエンザ情報)
気象の話題(11月)一気に冬本番か!?

ことし10月はじめは記録的な高温となりました。関市に近い美濃市では、1日に気温が31.5度まで上がり、10月の気温としては、統計開始以来最も高くなりました。さらに、翌日・2日の最高気温は33.1度で、記録を更新。ことしの気温が、10月の最高気温の記録1位と2位を占めたことになります。その後、10月の後半は、気温が平年を下回る日があらわれました。長く続いた暑さからようやく解放されて、秋らしく感じるようになっています。一方で最新の3か月予報によりますと、11月の気温は平年並みの予想ですが、12月と来年1月の気温は平年並みか低くなる見込みです。12月からは冬型の気圧配置が平年より強くなり、寒気が流れ込みやすいと予想されるからです。この冬の訪れは早く、一気に冬本番に入る見通しです。早い時期から暖房フル稼働で、暖房費がかさむかもしれません。さらに、山間部では、12月と1月は、平年より雪の日が多くなる可能性があります。タイヤの冬支度は、早めに済ませたほうが安心できそうです。
気象の話題(10月)全国初の特別警報

9月16日、台風18号が愛知県豊橋市に上陸し、日本列島を縦断しました。秋雨前線の影響もあり雨が続いた京都府・福井県・滋賀県に、大雨特別警報が出されました。8月30日に運用が始まって以来、全国初の発表でした。特別警報は、これまで経験したことのないような豪雨などで甚大な災害の起こる恐れがある場合に、最大限の警戒を呼びかけるものです。危険が差し迫っているために、ただちに命を守る行動をとる必要があります。一方で、豪雨被害は短時間に状況が深刻になることもあるため、特別警報だけを行動基準にするのは得策ではありません。入手した情報に対し、あらかじめ対応を定めておくことが大切です。まず、土砂崩れなどで避難所が使えなかったケースもあったため、複数の避難所を確認しておきましょう。雨が強まったときは、気象情報はもちろん、市や消防、警察や自治会からの周囲の情報に耳を傾けましょう。状況に応じて、早めに避難を判断することが大切です。さらに特別警報が発表されたら、迅速に避難所や建物の安全な場所に避難しましょう。今回の特別警報発表では目立った被害のなかった地域もありましたが、特別警報は危険を知らせるサインです。必ず周囲の情報を確認し、安全な場所に避難しましょう。
気象の話題(9月)2013年の夏は記録的な暑さ

今年の7月から8月にかけては高温が続き、記録的な暑い夏になりました。今年は平年より13日早い7月8日に梅雨あけしましたが、関市に近い美濃市では、梅雨明けの当日から5日間も猛暑が続きました。急激に平年からかけ離れた高温となり、7月前半という時期を忘れる酷暑でした。その後はいったん体温並みの暑さはおさまりましたが、それでもほとんどの日で気温は平年を上回っています。一方、8月7日には再び猛暑になり、22日にかけて16日間も猛暑日が続きました。これまでの13日間という連続猛暑日の記録を更新し、統計開始以来、最も長くなっています。東海地方の長期予報によりますと、今後も気温は平年より高めで推移する見通しで、残暑が長引きそうです。一方で、朝晩は次第に涼しくなるため、朝と昼間の気温差で体調を崩しやすくなりそうです。猛暑の疲れが出るころでもあり、体調管理にいっそう注意したいところです。
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8月2日午後2時30分、機器調整が終了しました。ご迷惑をおかけしました。  
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気象の話題(8月)落雷事故を防ぐには…

7月と8月は、1年のうちで最も雷日数の多い時期です。晴れて強い日差しが降り注ぎ地表付近は猛暑になる一方で、上空に寒気が入ると、大気の状態が不安定に。急速に雷雲が発生します。稲妻が見えたり、雷鳴が聞こえたら、雷雲がかなり近づいているサインです。雨が降りだしていなくても、建物の中の壁や窓・電気器具から離れた場所や、車の中に避難しましょう。もし、避難場所が近くにない場合は、両足をそろえてしゃがみ、できるだけ姿勢を低くします。雷は、平野・海・山など所を選ばずに落ちますが、近くに高く突き出たものがあるとそれを通って落ちる傾向があるからです。先月8日、東京・荒川の中洲で釣りをしていた男性が木の下で雨宿りをしていた所、落雷にあい亡くなりました。実は高い木の下は、最も落雷の恐れがある場所のひとつです。木や電柱など高いものから4m以上離れた所にとどまるようにしましょう。
気象の話題(7月)暑さの本番。熱中症に注意。

先月13日には、関市に近い美濃市で気温が36.2度まで上がりました。統計開始以来、6月としては2番目に高い気温で、記録的な暑さでした。梅雨の期間中であっても、ひとたび晴れ間が広がれば気温は急上昇。梅雨とは思えない厳しい暑さになることもあり、油断はできません。一方で、消防庁がまとめた熱中症の疑いで救急搬送された人の数は、7月に急激に増えています。つまり、暑さの本番はまさにこれからで、たとえ気がつかなくても、7月の暑さは体にとって大きな負担になるのです。熱中症に特に注意が必要なのは、高齢者です。暑さやのどの渇きを感じにくいため、水分の摂取量が少なくなりやすいうえ、もともと体内の水分量が少ないため、水分が出た時の影響が大きくなりがちです。のどが渇いていなくても定期的に水分を取ったり、冷房を上手に使うなど熱中症予防に努めましょう。一方で、家族や近所の人たちも、高齢者の体調に変化がないか積極的に声をかけたり連絡を取ったりするなど、地域の支えも大切にしたいものです。
気象の話題(6月)竜巻の恐れがあるときは・・・

先月20日、巨大竜巻がアメリカ・オクラホマ州を襲い、直撃を受けた小学校の児童を含む20人あまりが犠牲になり、2,000あまりの建物が破壊されました。アメリカだけではありません。昨年5月6日には、茨城県つくば市周辺で日本最大級ともいわれる竜巻による被害が発生していますし、県内でも1991年から昨年までに、竜巻などの突風に伴う現象4件が確認されています。竜巻は局地的に短時間に起こる現象で、予測はかなり困難です。このため、情報に注意し、周囲に気を配ることが大切です。まず、竜巻の危険性が高まった時には、「竜巻注意情報」が出されます。情報発表時は、周囲の変化に注意しましょう。たとえば、「黒い雲が近づき暗くなる」「大粒の雨やひょうが降る」「急に冷たい風が吹く」など、明らかな変化が表れた場合、頑丈な建物に避難してください。建物内でも、最下階、中心部付近の窓のない部屋に移動しましょう。竜巻は日本国内のどこで発生しても不思議ではありません。これから秋にかけてが、1年のうちで竜巻発生の可能性が比較的高い時期です。もしもの時に備えて、身を守る対策を確認しておきたいものです。
5月9日午後2時、機器調整が終了しました。ご迷惑をおかけしました。  
関市気象河川情報ページの板取川流域は機器の調整中により表示されません。復旧までしばらくの間、ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。  
気象の話題(5月)夏の暑さに備えよう

5月5日は「立夏」。暦の上では、もう夏です。5月の平年の最高気温を見てみますと、関市に近い美濃市では、月の初めは22.6度と長袖シャツ1枚でちょうどいい快適な陽気ですが、月の終わりには26.4度まで上がり、半袖で過ごせる暑さになります。また、25度以上の夏日は月の約3分の1にあたる9日間あり、下旬には気温の上でも夏に入ります。一方で、昨年までの5年間に観測された5月の気温を見てみますと、25度以上まで上がった日が、月の半分(16日)を超えた年は4回、さらに、30度以上の真夏日を観測した年も4回ありました。つまり、ここ数年、5月は夏らしい暑さになる日が多く、真夏日も出現しやすい傾向にあるといえます。ただ、体はまだ暑さに慣れていないころです。気温の上がる昼間にハードな運動や肉体労働を行う際は、熱中症に注意してください。
「長良川(鮎之瀬橋)」水位計の情報停止について

岐阜県事業により「鮎之瀬橋」塗装工事が次の期間行われますので、水位計情報を停止します(「調整中」と表示)。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
停止期間:4月24日(水)〜6月上旬
 
気象の話題(4月)空気はカラカラ 山火事に注意

関市に近い岐阜市の最小湿度の記録によると、上位10位中9位は4月に観測されています。乾燥の大きな要因は、移動性高気圧に覆われることです。この高気圧は大陸育ちの乾いた空気を持っていて、春になると周期的に日本付近を通り、乾燥した晴天をもたらします。日中はたっぷりの日差しで気温が急上昇し、空気の乾燥はいっそう進むことになります。岐阜市の最小湿度の記録はたった6%で、2002年の4月5日に観測されました。この日は、風速5〜7メートルの乾いた北西風があおるという悪条件も重なって、岐阜市東部にある権現山一帯で、県内・過去最大規模の林野火災が発生しました。被害面積は約410haと東京ドーム約87個分にあたり、被害は岐阜市や各務原市、そして関市の3市に渡っています。また、鎮火に27時間を要しました。行楽シーズン到来で山に出かける機会が増えますが、火の元には注意が必要です。
3月27日午後3時、機器調整が終了しました。ご迷惑をおかけしました。  
3月26日午後2時30分、機器調整のため水位計・雨量計の表示が停止しています。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
情報をお知りになりたい方は「岐阜県 川の防災情報」をご覧ください。http://www.kasen.pref.gifu.lg.jp/
 
防災機器のメンテナンス作業は終了しました。ご協力ありがとうございました。  
現在(3月13日午後2時〜)、防災機器のメンテナンスのため、水位計・雨量計の情報が停止もしくは調整中となります。ご迷惑をおかけしますがご理解ご協力をお願いします。  
気象の話題(3月)花粉シーズン 長く続く!?

スギの花芽は、夏に形成されてから一旦休眠状態に入り、成長を止めます。そして、晩秋〜初冬の強い冷え込みで休眠から目覚め、再び成長を始めます。その後は、気温が高いほど花芽が成長し、花粉の飛び始める時期が早まります。関市に近い美濃市の気温は、2月上旬に平年より高くなったほかは、全般に平年より低くなっています。この影響で、関市では2月下旬にようやく花粉の飛散が始まった所で、飛散量はまだわずかといった状況です。今後は、3月上旬に気温は平年よりやや高くなる見込みで、この頃にスギ花粉の本格的な飛散が始まりそうです。一方、その後も気温が高いまま推移すれば、大量の花粉が一気に飛ぶためスギ花粉の飛散は比較的早く終盤に入りますが、長期予報によると、気温は平年並みに戻る見通し。スギ花粉の飛ぶペースは緩やかとなり、本格的な飛散が長く続く傾向になってしまいそうです。花粉症の方は、長丁場にめげずに、地道な対策を続けましょう。
気象の話題(2月)花粉の季節到来

今月4日は「立春」。暦の上では春に入ります。その春にやってくるのが「花粉」です。つらい症状に憂うつになる方も多いことでしょう。今年のスギ花粉の飛散開始は、例年よりやや早い2月中旬の予想です。関市に近い美濃市の平年の気温は、最高気温がやっと10度に届くくらい、最低気温にいたっては氷点下。まだまだ寒さの厳しいころですから、くしゃみや目鼻のかゆみで春を感じることになってしまいそうです。なお、春一番が吹くような、気温が高く風の強い日が現れると、予想より早く花粉が飛び始める場合もあります。ちなみに、花粉が飛び始める2週間ほど前から対策をすると、症状を軽くすることができるそうです。逆算すると、対策を始めるべき時期は今月はじめ。この時期は1年で最も気温が低く、まさに寒さの底ですが、花粉症の方は寒いからと油断せず、早め早めの対策を心がけましょう。
気象の話題(1月)この冬、記録的な寒さでスタートし・・・

関市に近い美濃市の12月の平均気温は、14日まで平年を下回りました。10日までの12月上旬の平均気温は3.7度と、大幅に低くなっています。これは、統計開始の1978年以来2番目に低く、12月としては群を抜いて寒かった2005年の3.4度に次ぐ記録です。また、9日から11日にかけては、平均気温が0度前後しかなく、身も凍るような寒さとなりました。日平均気温は平年との差が1度以内で平年並みですから、平年より6度も低かったこの頃は、圧倒的な寒さでした。その後、後半は一時的に平年より高くなった日があった程度で、全般には平年より低めになっています。長期予報によりますと、2月にかけても冬型の気圧配置が現れやすく、寒気の影響を受ける時期がある見込みです。このため、気温は低めの傾向が続くでしょう。インフルエンザや風邪がはやる時期でもありますから、体調管理により一層の注意をしてください。
気象の話題(12月)師走の雪

関市に近い岐阜市の初雪の平年は、12月14日。これから3月頃にかけて、たびたび雪の降る日が現れます。雪の降り出す12月はどのような降り方をするのか、過去10年の記録を見てみましょう。降雪なし、または1センチ以下の年が6回で、半分以上は降ってもうっすら程度です。一方、平成15年、17年、21年は、20センチ以上雪の降った日があり、いずれの年も、中旬には、少なくとも一度、大雪が観測されています。つまり、初雪の頃の雪は、ここ10年では3割の確率でドカ雪となっているんです。チラチラと舞い落ちるような雪なら風情がありますが、積もり始めると、交通機関に乱れが生じたりスリップ事故が発生したりします。最新の気象情報をチェックし、早めの対応を怠らないようにしたいものです。ちなみに、17年は、1か月間の降雪量の合計が79センチに達し、12月としては、観測史上最も多くなりました。また、最深積雪は32センチを記録しています。
気象の話題(11月)寒試し

到来間近のこの冬の気候はどうなるのか、古くから主に農業の分野で利用されていた方法で占ってみましょう。これは寒試しといわれ、寒の入りから立春までの約1か月を1年に見立てて、その年の気候を予想するものです。気温の予想は、春から夏のはじめにかけてはおおむね平年並みで、盛夏の気温は高め。一方、秋は次第に低くなり、冬はかなり低いとでています。関市から近い美濃市の9月までの実際の気温と寒試しの予想を比べてみますと、6月から7月の違いはあるものの、4月の気温低下や8月の気温上昇はとらえていて、ここまでの気温のグラフは比較的似たカーブを描いています。一方、秋は寒試しの気温急降下の予想に反して、実際は高温傾向。寒試しの冬の予想は、にわかに怪しくなってきました。寒試しは一種の占いで科学的根拠は乏しいものの、これから気温が下降傾向になると、寒試しの激寒予想もあながち無視できないかもしれません。
気象の話題(10月)過ごしやすい季節

10月は、はじめ秋雨前線の影響でしとしとと雨の続くことがありますが、次第に移動性高気圧と低気圧が交互に通過するようになります。移動性高気圧に覆われると、大陸から乾いた空気が運ばれ、天高いさわやかな秋晴れとなります。1年のうちで最も過ごしやすい時期でもあり、行楽や運動会に絶好のシーズンです。関市に近い美濃市の平年の気温は、最高気温が20〜25度くらいの範囲で、最低気温は10度をやや下回るくらいから15度くらいになっています。服装で簡単に調節できる外気温の範囲は10〜26度前後といわれていて、10月の気温はほぼすっぽりこの中に入ることになり、データからも過ごしやすさが伺えます。ただ、昨年と一昨年は最低気温が6度くらいまで下がった日があり、外出はコート必須、家の中でも暖房をつけるほどの冷え込みになりました。過ごしやすい季節とはいっても、早めに冬支度を済ませた方が安心できそうです。
河川静止画像ページの「板取川(洞戸橋)」情報停止について

河川静止画像の板取川(洞戸橋)が通信機器の故障により非表示となっています。復旧までしばらくの間、ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
 
気象の話題(9月)台風の降り続く雨に注意

関市に近い美濃市で観測された日降水量の多かった記録を見てみますと、上位10日のうち8日分は9月に発生しています。しかも、6位までは全て9月に該当しています。一方、1時間の降水量が多かったのは、上位10回のうち9月中の記録は3回。10分の降水量が多かった上位10回には、9月の記録はありません。このように、9月は、短い時間に一気に滝のように雨が降るというよりは、一日雨が降り続いて雨の量が多くなる傾向にあるということがわかります。9月の雨の原因の多くは、台風です。台風は、雷雲や低気圧に比べ、広い範囲に多量の雨を降らせる特徴があります。実は、日降水量が7番目に多かったケースも東海地方を横断した台風による雨で、9番目に多かったケースは台風に伴う暖かく湿った空気が流れ込んで活動が活発になった前線の影響でした。台風の影響は大きく、記録的な大雨をもたらす恐れがあります。台風の情報をチェックし、万全の対策をとりましょう。
関市気象河川情報ホームページ内の水位・雨量情報復旧について

8月18日、雷の影響により障害が発生していました気象河川情報ホームページ雨量計・水位計情報につきまして午後11時に復旧いたしました。
ご迷惑をおかけしました。
 
関市気象河川情報ホームページ内の水位・雨量情報停止について

本日(8月18日)の雷の影響により調整中となっています。復旧までしばらくの間、ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
気象情報をお知りになりたい場合は、岐阜地方気象台もしくは岐阜県総合防災ポータルホームページをご利用ください。

岐阜地方気象台
http://www.jma-net.go.jp/gifu/

岐阜県総合防災ポータル
http://www.pref.gifu.lg.jp/bousai/index.html
 
気象の話題(8月)節電の夏

日本の夏は蒸し暑く、夏の電気の使用量は増える傾向にあります。このため、全国的に節電への協力が呼びかけられています。家庭での節電対策として、エアコンの温度を高めの28度に設定して、扇風機で風を送り体感温度を下げる方法や、緑のカーテンやよしずで日光を遮り部屋の温度を上げない工夫などを実践している方も多いでしょう。その電力のかなりの割合は、東日本大震災後、LNG(液化天然ガス)・石炭・石油など化石燃料を燃やす火力発電に頼っているのが現状です。政府は今月にも将来のエネルギー政策を示す方針ですが、原子力や火力のほか、地熱や風力などの再生可能エネルギーを代表とする様々な選択肢から、どれくらいの割合で電力を得るのか、一人ひとりが考える夏にしたいものです。
緊急速報メール運用開始

関市では災害時に緊急情報を迅速に配信するため、「関市あんしんメール」の他に平成21年10月からNTTドコモが提供する「エリアメール」の運用を行っています。
平成24年3月からはKDDI株式会社の「緊急速報メール」、同年7月からソフトバンク株式会社の「緊急速報メール」の運用を開始し、緊急時の広報手段を拡充しました。

「エリアメール」「緊急速報メール」とは、気象庁が配信する緊急地震速報に加え、本市が独自で配信する避難準備情報、避難勧告、避難指示などの緊急情報を、市内におられるNTTドコモの携帯電話(エリアメール対応機種)所有者、KDDIおよびソフトバンクの携帯電話(緊急速報メール対応機種)所有者に一斉配信するものです。
※大雨警報などの気象警報については、緊急速報メールの配信情報には含まれていません。
※関市あんしんメールで配信しています(登録が必要)。

【特徴】
○災害・避難情報を回線混雑の影響を受けずに受信することができます。
○エリアメール・緊急速報メールが配信されると即時に受信し、携帯電話の画面に配信内容を自動表示し、専用の警告音でお知らせします。ただし、圏外や通信中、電源が入っていない場合などは受信できません。
○月額使用料、通信料、情報料を含めて、一切無料で受信できます。
○エリアメール・緊急速報メールは、メールアドレスを用いずに配信エリア内の対応携帯電話へ配信する仕組みのため、観光や仕事等で関市を訪れた方でも受信できます。

緊急速報「エリアメール」について(NTTドコモホームページ)
http://www.nttdocomo.co.jp/service/safety/index.html#p02

緊急速報メールについて(KDDIのホームページ)
http://www.au.kddi.com/notice/kinkyu_sokuho/index.html

緊急速報メールについて(ソフトバンクのホームページ)
http://mb.softbank.jp/mb/service/urgent_news/
 
気象の話題(7月)ロンドンオリンピック

今月27日、ロンドンオリンピックの開会式があり、4年に一度のスポーツの祭典が幕を開けます。そのロンドンは北緯51度に位置し、北緯35度の関市より15度以上も北。北海道より更に北の、サハリン付近にあたります。ただ、メキシコ湾からの暖流の影響で、冬の気温は札幌よりはるかに高く、関市に近い岐阜市と同じくらいになります。一方、オリンピックの行われる夏の平均最高気温は23度前後。33度に達する岐阜と比べると10度も低く、5月上旬並みです。ただ、一概に快適な夏とはいえません。日本は四季の変化が大きく、一年の気温変化が大きくなっていますが、イギリスは「一日の中に四季がある」といわれるくらいコロコロと天気が変わるため、一日の気温変化が大きくなります。例えば、日が照り付けると気温が30度近くまで上がることもある一方、雨が降ると一転しセーターが必要になることもあります。オリンピックに出場するような世界トップレベルの選手は、このような違う気候の下で結果を残している人が多く、その精神力や管理能力に感服します。ちなみに、日本のテレビ中継で応援という方は、睡眠不足に注意です。(サマータイムのため、時差8時間)
気象の話題(6月)梅雨

6月になると、本州付近で、北のオホーツク海高気圧と、南の太平洋高気圧の勢力争いが始まります。2つの高気圧の境目には梅雨前線が現れ、日本では広く雨の季節を迎えます。東海地方の平年の梅雨入りは6月8日ごろで、梅雨明けは7月21日ごろ。長期予報によりますと、6月中旬から7月前半は、梅雨前線の影響を受け、平年と同じように曇りや雨の日が多くなる見込みで、関市でも、これから約1か月半はぐずついた天候になりそうです。一方、降水量は、6月はほぼ平年並みですが、7月は平年よりやや多くなる見通しです。一般的に、梅雨の後半は南から暖かく湿った空気が大量に流れ込むため、強い雨が降りやすくなり、災害が発生するような大雨となることもあります。特に今年は、梅雨後半に雨が多くなる予想ですから、気象情報に注意しましょう。
関市気象河川情報ホームページの閲覧停止について

関市役所庁舎停電のため、6月2日(土)午前9時00分から午後2時まで、関市気象河川情報ホームページの閲覧などインターネット関連システムが利用できませんのでお知らせします。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
 
気象の話題(5月)紫外線

紫外線は春先からだんだんと強くなり、5月から8月までは、1年の中で特に紫外線の強い時期にあたります。紫外線による影響は、日焼けのようにすぐに症状が出るものだけでなく、後になって症状が現れるケースも多くあります。例えば、それまでに浴びた紫外線が引き金となって、ある日突然、湿疹などのアレルギー症状が出るものや、高齢になってから発症する皮膚がんや白内障などは、子供の頃に浴びた紫外線が一因ともいわれています。このように、紫外線は、後々、皮膚や目に悪影響をもたらすこともあるため、紫外線に当たり過ぎない生活を心がけることが大切です。ポイントは、「日差しの強い午前10時〜午後2時の時間帯の外出を避ける」「日傘・帽子・長袖・サングラスなど、日差しを遮るものを着用する」などです。また、肌や目に違和感がある場合は、専門医に相談するのが良いでしょう。
気象の話題(4月)春本番。風も北から南へ

朝晩はまだヒンヤリしますが、日中は暑いくらいの日が多くなってきました。4月は入学などの行事もあってまさに春本番です。気象的にもこの頃から南風が多くなってきます。冬場の「冷たい北風」から「温かい南風」に変わってくるのです。冬場は大陸にある冷たい高気圧の勢力が強く、日本付近は北から南に吹く北風が圧倒的に多くなります。それに対し、4月頃からは南海上の暖かい高気圧が勢力を増してくるため、南風が徐々に多くなってきます。また、これからの時期は日中北よりの風が吹いていても気温が上がる午後は南よりの風に変わることが多くなります。いわゆる「海風」というもので、甲子園で有名な浜風もこれに入ります。あまり風向きは気にしない方が多いかもしれませんが、風向きでも季節の移り変わりは感じられます。
気象の話題(3月)花粉シーズン

今シーズンは寒い冬になりましたが、3月になるとようやく気温が上がって暖かい日も出てきます。そうすると多くの人を悩ませる花粉の飛散が始まります。花粉の飛散量は前年の夏の気温や降水量に大きく影響されます。図に示したように昨年の夏は気温、降水量、日照時間は平年と比べてそれほど大きな違いはありません。このため、今年は記録的な飛散量だった昨年よりは少なくなりますが、それでもほぼ例年並みくらいの量にはなる見通しです。まだ少ないですが、すでに2月の終わりころから花粉の飛散は始まっていて、今月の中旬ころにはスギ花粉はピークを迎える見込みです。寒い季節はようやく終わりに近づいてきていますが、花粉症の方には辛い時期となります。対策を万全にしてこの時期を乗り切ってください。
気象の話題(2月)寒かった一月

連日寒い日が続きます。冬が寒いのは当然ですが、今年の一月は特に寒くなりました。月初めに強い寒気が流れ込み、月の後半にも非常に強い寒気が流れ込みました。県内でも山間部は大雪になった所があり、図に示したように最高気温も平年より低い日が多くなっています。この傾向は2月も続く見込みです。4日の立春を過ぎても春の足音は聞こえてきそうにありません。気温が低く、空気も乾燥するとインフルエンザなどが流行する恐れがありますので体調管理にはくれぐれもご注意ください。
雨量・水位情報について、機器更新のため、次の期間中は順次「調整中」となりますので、ご不便をおかけしますがよろしくお願いします。
 工事期間:平成24年2月1日(水)〜3月15日(木)
 
気象の話題(1月)大雪警報の基準について

年末は山間部を中心に大雪になりましたが、あと2ヶ月くらいは大雪に注意しなくてはいけない時期が続きます。大雪の際に警戒を促すために気象庁が発表するのが「大雪警報・注意報」です。これが出されると交通機関などに甚大な影響が出ることもありますので見落とせない情報です。さて、どれくらいの雪になると警報・注意報が発表されるかご存知ですか?基準は、雪に慣れているか慣れていないかなど生活環境によって地域ごとに違います。たとえば雪の多い高山市では24時間の降雪量が平地で50センチ、山地で80センチが警報の基準です。関市では平地で40センチ、山地で80センチとなっています。雪の多い所では基準は高く、普段雪の少ない地域では基準が低くなっています。ちなみに雪の降らない沖縄はこの基準がありません。注意報・警報が出されたらどれくらいの雪が予想されているのか把握しておくのがいいでしょう。
気象の話題(12月)路面凍結にご用心。

もう12月です。年の瀬も迫ってきて本格的な真冬に入ってきました。この時期の天気に関する話題といえば、雪と氷です。岐阜の初氷の平年値は12月2日です。最近10年でも7回、12月に初氷が観測されています。一般に水が氷になるのは0度ですが、表に示したように岐阜で初氷が観測されたときの気温はほとんど0度を上回っています。これは観測値が地表から離れた所で測られることが多いからです。天気予報でいう気温は大体地上1.5mを基準にしますので、実際に氷が張る地表面はもっと気温が下がっていると考えられます。日中雨が降って路面が濡れているときなどは夜間の路面凍結に十分注意してください。
防災情報ホームページの閲覧停止について

関市役所庁舎停電のため、12月3日(土)午前9時30分から午後3時まで、防災情報ホームページの閲覧などインターネット関連システムが利用できませんのでお知らせします。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
 
気象の話題(11月)11月の台風?

早いものでもう11月。8日の立冬を過ぎれば暦の上では冬になります。岐阜県内も山間部は雪支度をしなくてはならない季節ですが、こんな時期に「台風」というと怪訝に思う方も多いと思います。台風のシーズンは9月から10月ころがメインで、11月になると台風はもう終わりと思われがちです。ただ、過去の記録を調べてみると11月の台風発生数は意外と多いことに気付きます。台風は海水温が高いと発生します。年によっては11月になっても海水温があまり下がらないこともありますので11月の台風というのも珍しくないといえます。本州への接近、上陸はほとんどありませんが、過去には11月に台風が上陸したこともあります。まさに自然現象は油断大敵です。
気象の話題(10月)秋晴れは続かない?

厳しい残暑も落ち着いてきてようやく秋らしい爽やかさが出てきましたね。「秋晴れ」という言葉があるように、きれいな青空、澄んだ空気に包まれて一年のうちでも最も過ごしやすい時期です。ただ、この「秋晴れ」は長続きしないのが特徴です。晴天をもたらすのはご存知「高気圧」ですが、夏の高気圧と秋の高気圧では性質が違います。夏の高気圧は太平洋高気圧とも呼ばれるものです。非常に大きな高気圧で一度張り出してくると長期間居座って晴天と猛暑をもたらします。一方、秋になると「移動性高気圧」が登場します。その名の通り西から東へ移動しますので、晴れの天気をもたらすのは長くてせいぜい3日くらいといった所です。秋は天気が変わりやすい時期ですので、晴天は有効に活用したいものですね。
気象の話題(9月)夏の海にはご用心

9月は本格的な台風シーズンです。毎年台風は甚大な被害をもたらします。台風は7月頃から日本に接近することが多くなりますが、夏の台風と秋の台風の違いをご存知ですか?夏は台風を動かす偏西風がまだ北に離れているため動きが遅く迷走することがあります。このため、予測が難しくゆっくり動くため被害が大きくなることがあります。7月に接近した台風6号が夏台風の典型です。一方、秋台風は南下してきた偏西風に流されるため、動きが早くなります。夏台風のように一箇所にとどまったりすることはあまりありませんが、急に速度を上げて予想よりも早く近づいてきたりします。これから2ヶ月ほどは台風のシーズンです。台風が接近したら台風情報を参考に早め早めの対策を講じてください。
気象の話題(8月)夏の海にはご用心

8月に入って夏休みを楽しんでいる方も多いでしょう。海水浴や釣りに海に行く人もいると思います。岐阜県は海に面していませんが、若狭湾などの日本海や伊勢湾などの太平洋が足を伸ばせる距離にあります。海に波は付き物ですが、波に2種類あることをご存知ですか?一つは「風浪」。字のごとく風による波です。風が強ければ風浪も高くなります。もう一つが「うねり」です。このうねりは遠くにある台風や熱帯低気圧から伝播してくるものです。このため、日本付近は風が穏やかで晴れていても、うねりによって波が高くなる恐れがあります。また、風浪の向きは風向と一致しますが、うねりは風向とは無関係に入ってきます。波と波がぶつかることで予想外の高波になる可能性もあります。海のレジャーは天気だけでなく風や波の情報をしっかり把握しておきましょう。

気象の話題(7月)梅雨明け

7月といえば梅雨明け。特に今年は梅雨入りが早かったこともあってジメジメした時期が長いと感じている方も多いと思いますが、梅雨明けの頃は気象的には要注意です。まず一つが梅雨明け前の大雨です。梅雨明け直前は前線が北上し湿った空気が流れ込むため大雨になりやすい時期です。もう一つが「梅雨明け10日」とも言いますが、梅雨明け直後は晴れる日が続くことがあり、猛暑になりやすい時期でもあります。図で示している通り、昨年は梅雨明け(17日)直後は晴れの日が続き、35度以上の猛暑日が連発しました。今年も長期予報では梅雨明け後は気温が高めになる予想です。こまめな水分、塩分補給など、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。
気象の話題(6月)梅雨の晴れ間はどれくらい?

6月といえば梅雨入り。ジメジメしてこの時期はあまり好きな人は多くないでしょう。お出かけや洗濯は大変、気分も憂鬱になる時期です。ですからたまに出る晴れ間は非常に重要ですね。「五月晴れ」という言葉も元々は梅雨の貴重な晴れ間を指していました。さて、梅雨の時期の晴れ間はどれくらいの割合で出るかご存知ですか?岐阜の6月の天気を調べてみると晴天率は約37%。大体3日に一日という所でしょうか。規則正しく3日に1回晴れてくれれば問題ないですが、天気はそうはいきません。一週間ぐずついてしばらく晴れたりと不規則です。梅雨前線は気まぐれで北と南を行ったり来たりします。予報士泣かせの時期ですが、天気予報を参考に晴れ間は有効に活用して下さいね。
気象の話題(5月)夏の始まり

5月6日は24節気の「立夏」、この日から立秋までが暦の上では「夏」になります。そして夏の始まる直前、5月2日は「八十八夜」といいます。八十八夜は立春から数えて88日目という意味ですが、これは春から夏への節目の日となっています。「八十八夜の別れ霜」という言葉を知っている方も多いと思いますが、この時期をさかいに霜も降りなくなってきて農作物の種まきには最適な時期となっているようです。岐阜の真夏日(最高気温が30度以上の日)の初日は平年で5月27日、朝晩の冷え込みもなくなりいよいよ夏に向けてスタートする時期といえます。ただ、この季節はまだ暑さに体が慣れていないころでもあります。屋外レジャーなどでは熱中症が出始める頃でもありますので注意が必要です。
気象の話題(4月)ようやく雪ともお別れです。

4月になって新年度がスタートしました。気温も徐々に上がってきて、桜も咲き始めています。昨年末から今年の初めはかなり寒い日が多く、山間部の雪も多くなりました。3月も寒い日が多かったなと感じた方も多かったでしょう。ただ、山間部でも4月を境に寒さも雪も終わりに近づきます。高山の雪の最終日は平年で4月11日。最低気温をみても、3月までは氷点下ですが4月は3度近くまで上がってきます。4月は平野部では春本番、山間部も冬の終わりといえそうです。しかし、この時期は昇温することで、積もった雪が解ける融雪や雪崩の起きやすい季節でもあります。山のレジャーは十分ご注意を。
気象の話題(3月)花粉と天気図

3月といえば花粉のピーク。花粉症の方には最もつらい時期でしょう。よく知られているように花粉は気温が上がってくると飛散します。晴れて暖かい日は花粉の量は多くなります。ただ、雲が多くぐずつき気味の時も多く飛ぶことがあります。図に示したように日本海に低気圧が入ると低気圧に向かい南から暖かい風が吹き込みます。こういう日は日差しは少なく、雨が降ることもありますが、気温は上がり風も強まるため普段以上に花粉が多く飛ぶことがあります。南風で運ばれますので美濃地方のスギ林から飛散したものが県内の広い範囲に拡散することになります。スギ花粉のピークは3月上旬、ヒノキ花粉は4月頃まで飛びますので対策は万全に。
気象の話題(2月)1月は寒かった。春はいつ?

寒い日が続いています。山間部はもちろん今年は平野部でも雪が多くなっています。先月の岐阜の平均気温は28日までで2.5℃。これは、ここ20年で最も低い気温です。雪が降ったのが13日ありましたが、平年の8.8日を大きく上回る観測となっています。朝の冷え込みも強く、最低気温が0度を下回る日、つまり冬日の日数は平年の14.7日に対して今年は25日もありました。2月は一月に比べて寒気の流れ込みは若干弱まり、次第に暖かくなりそうですが、この時期らしい厳しい寒さは続く見込みです。4日は「立春」、暦の上では春になりますが、春の訪れを感じるのはもう少し先になりそうです。今年は例年に比べて山間部の雪も多くなっています。スキーや冬山などに行かれる際は、雪崩などにはくれぐれもご注意を。
気象の話題(1月)平年値の更新?

あけましておめでとうございます。年が明け今年の目標を立てて心新たにされている方も多いでしょう。天気予報でも2011年から新しくなるものがあります。それが「平年値」です。ニュースの天気予報などで「今日の最高気温は平年より高く・・・」や「今年の夏は平年を上回る暑さでした。」などという言葉を聞いたことがあると思います。そもそも「平年値」というのは西暦の一の位が0で終わる年ごとに過去30年分を平均したもので、10年ごとに更新されます。つまり昨年までは1971年〜2000年までの平均値、2011年から2020年までは1981年〜2010年の平均値が「平年値」とされます。少し分かりにくいですが、昨年までは含まれていなかった21世紀になってからのデータが取り込まれることで、気温の平年値などは高くなることが多くなります。同じ気温でも、昨年までは平年より高いと言われたのが今年からは平年並という表現に変わることもあるのです。「平年値」の変化は気候の変動を計る一つの指標になるともいえるでしょう。
気象の話題(12月)冬の寒さの記録

今年、特に12月は寒冬予想です。暑かった夏から一転、冬らしい冬になりそうです。さて、近年は温暖化やヒートアイランドなどが話題になることが多く、あまり寒い方にはスポットライトが当たりませんが、岐阜県内の寒さの記録はどのくらいかご存知ですか?岐阜市で言うと12月の最低気温の記録は−8.7度、年間を通してだと−14.3度です。高山では12月の最低気温は、−19.5度、年間を通してだと−25.5度という記録があります。最低気温の記録は最高気温と違ってほとんどが1950年以前に出たものでかなり古いものですが、標高の高い所が多く、また内陸に位置する岐阜県はかなり気温の下がりやすい地域と言えそうです。これからの時期は路面が少し濡れただけでも朝晩は凍結する恐れがあります。車の運転などは十分に注意が必要です。
気象の話題(11月)冬場の日照時間

11月も立冬を過ぎると暦の上では冬になります。これからの時期の代表的な気圧配置が「西高東低」、いわゆる冬型の気圧配置です。冬の天気予報でよく聞く言葉ですが、この気圧配置の特徴は「日本海側は雪、太平洋側は晴れ」です。冬型になると北陸や東北の日本海側は雪が降って東京などは快晴になります。日本の背骨とも言うべき脊梁山脈、中部山地などを境に天気はガラッと変わるんですね。ただ、岐阜県は南側の平野部と北側山間部に大きく分けられるため、同じ県内でも天気がかなり違ってきます。図に示したように岐阜市に比べると高山市は冬場の日照がかなり少なくなります。同じ県内で距離もそれほど離れていないのに天気が180度違うというのも面白いですね。
気象の話題(10月)これからは「霧」のシーズン

10月といえば衣替えのシーズン。気温もぐっと下がってきて季節のうつろいが実感される時期です。また、この時期によく見られる現象が「霧」です。特に岐阜県は山に恵まれ、地形的にも盆地になっていたりと霧が発生しやすい条件が揃っています。霧にもいろいろ種類がありますが、山あいの地域などでよく見られるのが「盆地霧」といわれるものです。盆地では風が弱く、朝晩は冷え込みが強まります。ここに湿った空気があると水蒸気が凝結して霧になります。空気が冷えることが発生原因の一つですので、気温が上がる日中は霧は解消してしまいます。明け方から朝に見られる幻想的な風景でニュースなどにもよく取り上げられます。ただ、霧は気象的に言うと見通しが1キロメートル未満の状態のこと。霧の予報が出ているときは車の運転などにはくれぐれもご注意を。
気象の話題(9月)今年の夏は暑かった?

今年の夏は厳しい暑さとなりました。連日、ニュースなどで猛暑の話題が出ていますが、夏バテして大変という方も多いと思います。さて、今年の夏はどれくらい暑かったのでしょうか。2000年以降の岐阜の最高気温の平均、猛暑日日数をグラフにしました。図に示したように「今年の夏は暑かった」というよりも、「今年の夏も暑かった」と言うほうが正しいかもしれません。平年を下回るのが2003年と2009年くらいでその他の年は平年を上回っています。今年に関しては、9月も35度以上の猛暑日が予想されていて、厳しい残暑が見込まれています。食欲の秋、スポーツの秋などといわれますが、今年は暑さと格闘する日が続きそうです。体調管理にはくれぐれもご注意を。
気象の話題(8月)くじらの尻尾は暑さのあらわれ

いきなり「くじらの尻尾は暑さのあらわれ」といわれても、何のことか分からないかもしれません。冬の気圧配置を西高東低の気圧配置といったりするのと同様、夏の典型的な気圧配置を「くじらの尾型」ということがあります。図のように夏は南海上から太平洋高気圧に覆われることが多くなります。このとき日本に張り出してくる高気圧の形がくじらの尻尾に似ていることからこのように呼ばれます。名前はかわいらしいですが、この気圧配置は猛暑をもたらします。今年は全国的に猛暑、その中でも内陸に位置する岐阜県は極端な高温になることがあります。8月も厳しい暑さが続く見通しです。天気図に「くじらの尻尾」が現れたら、熱中症などには厳重な警戒が必要です。
気象の話題(7月)梅雨の終わりは大雨に注意!

7月は梅雨の後半。東海地方の梅雨明けは7月20日が平年ですので、ジメジメした梅雨が早く終わって欲しいと感じる方も多いでしょう。ただ、確実に梅雨が終わりに近づいているこの時期、注意しなくてはいけないのが大雨です。梅雨も後半に入ると、太平洋高気圧が勢力を増してきて梅雨前線が北上することが多くなります。岐阜県は前線の南側に入り、そこに太平洋高気圧の縁を回ってたっぷりと水蒸気を含んだ空気が流れこみます。このため、梅雨の後半は災害をもたらすような大雨が特に多くなります。梅雨明けが近くなるこの時期は、大雨による土砂災害や、河川の増水などには厳重な警戒が必要です。現在は警報、注意報の発表区分は市町村ごとになっています。自分の住んでいる所は大丈夫かどうか確認するようにして下さい。
国土交通省防災情報ホームページ 気象警報・注意報:関市
http://www.jma.go.jp/jp/warn/2120500.html
気象の話題(6月)梅雨到来

6月といえば梅雨入りの時期。東海地方の梅雨入りは平年で6月8日。もうそんな時期かと少しうんざりする方も多いでしょう。北にある冷たい空気と南にある夏の空気の間に発生するのが梅雨前線です。「五月晴れ」という言葉がありますが、今では5月の爽やかな晴れをさすこともありますが、もともとは旧暦の5月、すなわち梅雨の時期の貴重な晴れ間をさす言葉でした。ではこの五月晴れ、2通りあるのはご存知ですか?ひとつは前線が北上して前線の南側に入るタイプ。このときは夏の空気に覆われますので、ムシムシした暑さとなります。もうひとつは前線が南下して前線の北側に入るタイプ。この場合は、北にある乾いた空気に覆われますので、比較的過ごしやすくなります。前線南下型の方がいいようですが、前線北上型は夏への移行、すなわち梅雨の終りが徐々に近づいていることを意味します。この時期の晴れ間は大事にしたいですね。
気象の話題(5月)観天望気

観天望気という言葉をご存知でしょうか。観天望気は科学的な天気予報ではなく、先人たちが長年の経験から作り上げた天気を予測する手段のことです。この時期に有名なのが「日がさ、月がさは雨の前触れ」というのがあります。太陽の周りにぼんやりとした明るい輪が現れることがありますが、これが日がさです。この日がさは春から夏にかけて多く現れ、特に5月は多く出現します。この日がさの正体は巻層雲という高い所に出る雲です。この巻層雲は低気圧が近づいてくるとはじめに現れる雲です。つまりこの雲が出るということは天気は下り坂、昔の人は低気圧や高気圧という概念はなかったと思いますが、経験から知っていたのでしょう。観天望気といっても気象学的に根拠があるものも多く、科学が発達した現代でも十分に役立っています。
気象の話題(4月)寒の戻り

4月といえば一年でも過ごしやすい時期、寒くもなく暑くもなくという季節です。ただ、春らしい暖かさの中でも肌寒い日があります。いわゆる寒の戻りというものですが、この寒の戻り色々な呼び名があることをご存知でしょうか?この時期、大体4月くらいは桜の花になぞらえて「花冷え」と呼んだりします。5月になると「若葉寒(わかばさむ)」、6月から7月で雨や曇りの日が続き、気温が上がらないときは「梅雨寒(つゆざむ)」といったりします。同じ寒の戻りでも季節によって言い分けるのは自然を大切にしてきた昔の人の優れた感性といえるかもしれません。朝晩を中心に意外と冷える時期でもあります。天気予報をチェックして暖かくしてお出かけください。
気象の話題(3月)花粉シーズン到来!

花粉症の方にとっては一年でもっとも憂鬱な季節がやってきました。目がかゆい、鼻はむずむず、仕事や勉強に集中できない、という方も多いのではないでしょうか。幸いにも今年の花粉はご存知の方も多いと思いますが、例年、前年と比べてもかなり少なくなりそうです。大体春の終わりから夏にかけて次の年の花粉が作られます。その期間の日照時間、降水量、気温などによって花粉の多い、少ないが決まります。最近では2005年が花粉の量が非常に多くなりました。図に示したのが2004年と2009年5月〜8月の岐阜の日照時間、降水量です。2004年は降水量が少なく、日照時間は多いため花粉は多くなりました。一方、2009年はその逆で日照時間が少なく、降水量が多くなっているため今年の花粉は少ないと予想されます。ただ、花粉症の方は少ない花粉でも症状が出ます。スギ花粉のピークは3月中旬、ヒノキ花粉のピークは4月中旬とみられますが、それが過ぎるまではマスクやメガネなどの対策は万全にしたほうがよさそうです。
気象の話題(2月)立春を過ぎると・・・・

二十四節気というのを皆さんご存知でしょうか?季節の移り変わりをあらわした暦の言葉ですが、2月には有名な「立春」、そして「雨水」という2つがあります。立春は冬と春の境目です。雨水も雪が雨に変わる頃という意味で春への移り変わりを示します。今年は、年明けから寒い日が多くなっただけに春の到来が特に待ち遠しく感じられますね。ただ、立春を過ぎれば暦の上では春ですが、急に暖かくなるわけではありません。表に示したとおり、立春の頃はまだ朝は氷点下、日中も気温は一けた台です。感覚的にはまだまだ真冬です。雨水の頃になるとそろそろ気温も上がってきて氷点下の日も少なく、日中も日差しに暖かさが感じられる日も増えてきます。徐々に過ごしやすくなってきますが、この時期に警戒しなくてはいけないのが雪崩です。春一番が吹くのもこの頃が多く、極端に気温が上がったりします。特に今年は山間部では積雪の多くなっている所があります。気温上昇に伴う雪崩や融雪にはくれぐれもご注意ください。
気象の話題(1月)1月の寒さ

2010年がいよいよスタート。年が新しくなって心機一転という方も多いと思います。1月といえば冬真っ只中。寒さの中にも少し暖かい日があったり、逆に凍えるような寒さがあったりと大変な時期です。ご存知のとおり日本は南北に長い国で、もちろん北と南では気候は大きく違います。札幌の1月の最高気温は平年でマイナス0.9℃。日中も氷点下という厳しい寒さです。一方、沖縄の那覇は19.1℃。札幌と比べると20℃も高く、こちらは1月といっても過ごしやすい陽気です。では岐阜はどうでしょうか。岐阜は「日本のへそ」といわれるように本州のほぼ中心に位置します。岐阜市や関市の1月の最高気温を調べてみると平年で約8.8℃。ちょうど札幌と那覇の平均になっていて、気温の面でも日本のへそといえそうです。寒い時期ですが、冬としては寒すぎず、暖かすぎずちょうどいい気温なのかも知れませんね。
気象の話題(12月)雪のいろいろ

12月になると本格的な冬の到来。スキーなどウインタースポーツ真っ盛りの時期になってきます。この時期に欠かせない雪ですが、大きく分けて二通りの降り方があることをご存知でしょうか。一つは本州南岸を通過する低気圧に伴う雪、そしてもう一つが冬型の気圧配置が強まり強い寒気が流れ込むことで降ってくる雪です。岐阜県でいうと圧倒的に冬型の雪が多くなります。冬型の場合、基本的に日本海側で雪、太平洋側では晴天となります。岐阜県の飛騨の山沿いは雪、美濃の平野部では晴れることが多くなりますが、寒気が強く、また北西の風が強い場合、平野部にも雪雲が流れ込んできます。晴れているのに急に雪が降ってきたり、時には平野部でも雪を積もらせたりします。雪が降ると路面が滑りやすくなったり、また解けても夜間に凍結したりして思わぬ事故につながることがありますので、天気予報で晴れや曇りのマークとなっていても、にわか雪の予想が出てきるときは車の運転などは十分に気をつけてください。
気象の話題(11月)今年の冬は暖かい?

早いものでもう11月。今年もあと2ヶ月を残すのみとなりました。11月といえば秋も終わりに向かい、冬が始まる時期です。例えば、岐阜では初霜の平年値は11月16日、初氷の平年値は11月29日となっていて、本格的な冬の訪れを告げる月となっています。ただ、最近は11月といってもそれほど寒くないな、と感じる方も多いかもしれません。実際、岐阜の初霜の観測日を調べてみると、最近10年で3回も12月にずれ込んでいます。初氷に関しては昨年まで3年連続で12月になってからです。都市化などで気温が下がりにくくなっているとも言われていますが、今年の冬も長期予報では暖冬になると予想されています。冬の訪れを感じるのはもう少し先になるかもしれません。ただ、今年の11月のはじめはこの時期としては強い寒気が一時的に流れ込んできます。気温の差が非常に大きくなりますので、天気予報の気温を参考にして、体調を崩さないよう十分に注意して下さい。
気象の話題(10月)秋の晴天率

暑さもおさまり過ごしやすくなるのが10月です。スポーツの秋、読書の秋など、何をやってもはかどるのがこの時期のいい所です。秋の天気の特徴といえば変わりやすいということがあげられます。夏の高気圧と違って秋の高気圧は移動性のものが多いため、天気が周期的に変わるのです。では、周期的にといっても、どれくらいの確率で晴れるのか、いわゆる晴天率はどれくらいかご存知ですか?図に示したように9月下旬から10月にかけて晴天率は徐々に高くなっていきます。確かに秋の晴れは1度には長続きしませんが、それでも10月も中旬、下旬になるとかなり晴天率は高くなります。天気予報を有効に活用してお出かけの予定を立てて下さい。ただ、朝晩は特に気温が下がってくる時期でもありますので、服装選びなどには注意して下さい。
気象の話題(9月)台風の当たり年?

9月に入ると特に注意しなくてはならないのが台風です。台風は早いもので5月くらいから発生して、9月にピークを迎えます。さて、この台風ですが、一体一年でいくつくらい発生して、そのうちの何個が日本に接近するかご存知ですか?平均すると発生するのは27個くらい、日本に接近するのはそのうち11個ほどとなっています。さらにそのうち日本に上陸するのは2個〜3個です。ただ、これはあくまでこれまでの平年値。当然、年によって大きな違いがあります。発生数でいうと一番多い年で39個、一番少ないのは16個、上陸数では、一番多いのは2004年で10個、逆に少ないのは2008年などの0個です。2004年は台風の当たり年といえそうです。台風は強烈な雨風で甚大な被害をもたらします。レーダーの開発、進歩、気象庁は5日先までの台風予測を発表するなど、台風予測の精度は上昇しましたが、人工的に台風の進路を変えることは出来ません。油断は大敵、事前の対策は万全にして下さい。
気象の話題(8月)今年はなぜ梅雨明けが遅いの?

普通は8月といえば夏休み、いよいよ夏本番というところです。ただ、今年はちょっと違っていて、8月に入ってもまだ梅雨が明けていません。過去に東海で8月に梅雨明けしたのは1回だけで、1954年に8月2日というのが観測史上最も遅い記録となっています。今年は観測史上でも指折りの長梅雨となっています。さて、なぜ梅雨が明けないのでしょうか?そもそも梅雨というのは北の冷たい高気圧と南の夏の高気圧の間に出来る前線が本州付近にかかることです。梅雨明けは南の高気圧が力を増してきて前線を北の方に押し上げてしまうことです。ただ、今年は例年とは少し違っています。よく耳にする言葉だと思いますが、エルニーニョなどの影響もあって今年は南の太平洋高気圧の勢力が増してきません。このため、前線を押し上げられず梅雨が長引いているわけです。8月もこの傾向は続き、特に前半は日照時間は少なめ、気温も低めの予想となっています。暑くなくていいと思う方もいるかと思いますが、冷夏は農作物などに甚大な被害が出ることもあるため、注意が必要です。
気象の話題(7月)空のにんじんにはご注意を

7月に入り、梅雨もようやく折り返しというところまできました。水不足の心配などを考えると、梅雨の時期に雨が降ってもらわないと困りますが、やはりこのジメジメした時期は早く過ぎて欲しいと思う方がほとんどでしょう。ただ、梅雨の終わり頃には、大雨や雷を伴った激しい雨が多くなってきます。このようなときには、よく「にんじん状の雲」が見られます。正式には「テーパリングクラウド」といいます。にんじん、というとなんだかかわいらしい感じに聞こえますが、この雲は発達した積乱雲の集まりで、その下では雷や短時間強雨、大雨など、災害を引き起こすような激しい気象現象が起こります。最近はテレビの天気予報、インターネットなどで気象衛星の画像を割りと簡単に見ることが出来ますが、この「にんじん状」の雲にはご注意下さい。
気象の話題(6月)梅雨の雨

6月の天気といえば、梅雨。東海地方の梅雨入りの平年は6月8日頃。梅雨明けの平年は7月20日頃ですので、これから1カ月半くらいはジメジメしたスッキリしない天気とのお付き合いになります。雨と言っても、シトシトと降り続くような雨もあれば、災害が発生するような大雨になることもあるため、気象情報が非常に重要な時期ともいえます。ただ、梅雨の雨は水源確保のためには非常に大切なもので、雪解け水、台風の雨とともに水の3大供給源の一つです。ちなみに岐阜の6月〜7月にかけての平年降水量は2ヶ月で全体の約30%を占めています。つまり、この時期に雨が降らない、いわゆる空梅雨になってしまうと水不足という問題も生じます。梅雨の大雨は土砂災害や河川の増水など、深刻な事態を引き起こす可能性がある反面、重要な水源という大切な側面もあるのです。
気象の話題(5月)暴れん坊、メイストーム

「メイストーム」という言葉をご存知ですか?5月といえば気温も穏やか、大型連休もあって一年の中でも過ごしやすいというイメージを持っている方も多いと思います。ただ、このメイストームには要注意。この時期は日本海に低気圧が入って、台風並みに発達することがあります。南から湿った空気が流れ込むことで、雨・風ともに大荒れとなります。特に岐阜県では山が多く、地形性の降水も加わって大きな被害をもたらすことがあります。図に示したものが、メイストームの天気図の一例です。ちょっとした油断が大変な事故に繋がることもあります。海のレジャー、山のレジャーは天気をしっかりとチェックするようにして下さい。
気象の話題(4月)森林気象?

「森林気象」という言葉を御存知ですか?あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、4月にもなると気温も上がってきて、木々も色づいてきます。森林の中は日射が遮られることもあって、外の気象とは少し違ってきます。このため、一般の気象条件とは別に森の中の気象条件を「森林気象」と言ったりします。森の中は外に比べて比較的穏やかな気象条件となっています。具体的には、外に比べて昼は涼しく、夜は暖かくなっています。また、そろそろ紫外線も強くなってくる時期ですが、森の中は木々に遮られて紫外線も外よりは弱くなります。さらに、緑色には目の疲れを癒す効果があるとも言われています。4月から生活環境が変わってストレスがたまり気味という方は、ちょっと外に出て森林浴を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
気象の話題(3月)春の天気は変わりやすい

3月は、本格的な春の到来となります。花粉症の方には一番つらい時期かもしれませんが、気温も上がってきて、桜の開花など春の話題が聞かれる時期でもあります。さて、春の天気というとどのようなものをイメージしますか?風が強い、また天気変化が早いと感じる人も多いでしょう。昔から春の天気は「ふる・ふく・どん」と表現されることがあります。この時期は、移動性高気圧と低気圧が交互に日本付近を通過することが多くなります。低気圧が通過すると雨が「降る」、低気圧が抜けていくと天気は回復しますが風が強く「吹く」、次の低気圧が近づいてくると「曇天」になる、というわけです。この中でも要注意は「風」です。グラフに示した通り3月、4月は一年で最も風が強まる季節です。暖かい南風は雪崩を引き起こすこともありますし、乾燥した北風は火災の原因になることもあります。春の天気は「ふる・ふく・どん」。気象情報には十分注意して下さい。
気象の話題(2月)体調管理にご注意を

2月のことを別名「如月」といいます。この漢字は中国から来たものですが、読み方の「きさらぎ」は日本で考えられたものだそうです。なぜこのように呼ぶようになったのかは様々な説がありますが、2月は暖かくなったと思うと急に寒さがぶり返したりすることが多く、一度脱いだものをまた着なおすことから「衣」を「更」に「着る」で「きさらぎ」というようになったともいわれています。2月4日は立春で、それ以降は暦の上では春となります。また、春一番も2月に吹くことが多く、下旬にもなると厳しい冬の中にも春の足音が聞こえてくる頃です。ただ、低気圧が暖かい空気を運んできた後は、急に寒気が流れ込んでくることも多く、気温の安定しない時期でもあります。空気も乾燥してインフルエンザなども流行しやすいので、体調管理には念には念を入れて下さい。
気象の話題(1月)寒さ色々

2009年がスタートしました。年が明けて心機一転、目標を新たにしている方も多いでしょう。2009年が、皆さんにとってよい年になるといいですね。さて、1月といえばお天気の観点から言えば、一年で最も寒い月ということがあげられます。どのくらいの寒さかというと、岐阜の最高気温の平年値は8.8℃、最低気温の平年値は0.3℃です。また、岐阜のこれまでの観測史上の最低値は最高気温、最低気温いずれも1月に出ています。観測史上一番低い最高気温は氷点下3.4℃、最低気温は氷点下14.3℃です。いずれもやや古い観測記録で、最近はこのような極端に低い気温は観測されていませんが、寒いことには変わりません。また、雪日数の平年値は8.8日。チラつき程度の雪も含めると、だいたい4日に1日の割合で雪が降ることになります。1月は、一年で一番寒い時期であるとともに、空気も乾燥することが多くなります。インフルエンザなど病気にかかりやすい季節でもあります。正月はいろいろ行事もあったりして心も弾みますが、年初めから風邪でダウン、なんていうことにならないよう体調管理には十分注意して下さい。
気象の話題(12月)雨と雪の境界線

早いもので、もう12月。年の瀬がやってきました。来年のカレンダーや手帳の準備は大丈夫でしょうか?さて12月といいますと、本格的な雪のシーズンの始まりです。全国でも有数の豪雪地域である飛騨山間部はもちろんのこと、平野部でも雪の舞うことが増えてきます。今まで雨が降っていたのが雪にシフトしてくるわけですが、雨と雪の境界線を御存知でしょうか?湿度などその時々の状況で若干変化しますが、一般に雪が降る目安は上空5500bでは−30℃、1500bで−6℃、地上では3℃です。3℃でも雪が降るのは少し意外かもしれませんが、上空でしっかり凍った雪は意外と溶けずに落ちてくるものです。岐阜市の12月の最高気温の平年値は11.6℃、最低気温の平年値は2.3℃ですので、日中は雨でも夜は次第に雪に変わることもあります。歌にもあるように「雨は夜更け過ぎに雪へと変わる」わけです。雪はロマンチックで綺麗なものですが、雨で降っている分にはまったく問題なくても、雪に変わってしまうと車の運転など危険が大幅に増します。十分注意が必要となります。
気象の話題(11月)気圧配置のいろいろ。

早いもので秋も終わりに近づき、いよいよ冬に入ろうとしています。日本は四季がはっきりしている国ですが、それに合わせて天気図も季節ごとに特徴があることをご存知ですか?代表的なところでは、梅雨の時期の梅雨前線、春や秋によく見られる移動性高気圧や温帯低気圧、また夏から秋には台風も天気図上によく現れます。そしてこれからの時期によく見られるのが、大陸に高気圧、日本の東海上に低気圧といういわゆる冬型、西高東低の気圧配置です。数ある天気図のなかでも、冬型は非常に特徴的です。まず等圧線が縦になること、そして、冬型が強まると、線の本数が多くなって、天気図上にびっしりと並びます。ある意味、芸術的といえるかもしれません。ただ、この天気図が出てくると岐阜県内は飛騨地方で大雪になることがあります。また、美濃地方でも、上空の寒気が強いと、山の間を通って雪雲が流れ込み、雪の積もる恐れがあります。11月も終わりに近づくと強い冬型の気圧配置が出てきます。十分に注意してください。
気象の話題(10月)スポーツの秋。運動を始めませんか?

10月といえば秋本番。10月の岐阜の最高気温の平年値は22.8℃。9月と比べると6度近くも低くなります。夏は暑いから運動はちょっとという方も、最近お腹回りが少し気になるという方も絶好の運動シーズンです。まず手軽にはじめられるのが、ウォーキング。お金もかからず経済的です。もう少しがんばってみようという方はランニングがオススメ。ちなみにランニングの消費カロリーは早く走っても、ゆっくり走ってもそれほど変わらず大体、体重×距離(`)で表されるそうです。無理をすると続きませんので、自分にあったペースを心がけましょう。慣れてくると市民マラソンの大会などに参加してみるのもいいかもしれません。目標があると、よりがんばれます。ただ、10月になると日が暮れるのが早く、朝晩は冷える日が多くなります。また、『女心と秋の空』という言葉通り秋の天気は変わりやすいものです。天気予報はこまめにチェックして下さい。
気象の話題(9月)台風にご注意を!

9月の天気の代表選手は台風ということになります。岐阜の9月の平均降水量は269ミリ。梅雨の時期を上回って一年で一番雨の多い月となっています。また、50ミリ以上の大雨の日数も一年で最多です。これは、台風によるところが非常に多くなっています。さて、ニュースなどでよく「大型で非常に強い台風」などという言葉を耳にしませんか?「大型」とか「非常に強い」とはどういうことかといいますと、最大風速と秒速15メートル以上の強風域の半径の大きさで表のように区分されています。超大型で半径800キロメートルというと本州付近をすっぽりと覆ってしまうくらいの大きさがあります。また、秒速33メートル以上の風というと、人間は立っていられないくらいくらいで木々が倒れてしまうくらいの強さです。近年予報技術の進歩とともに台風被害は減少しました。それでも完全に被害をなくすことは出来ません。台風の脅威に油断することなく、事前に万全の対策を行って下さい。
気象の話題(8月)いよいよ北京オリンピック がんばれ日本!

8月8日から、いよいよ4年に一度の祭典、オリンピックが始まります。どんな種目に注目していますか?野球?マラソン?柔道?みなさんそれぞれ注目の競技、選手がいると思います。そんな世界中の視線が注がれる北京は果たしてどんな気候なのでしょうか。緯度でいうと岩手県とほぼ同じくらい。大陸性の気候で日本以上に四季がはっきりしています。8月の北京は真夏です。ニュースなどでも暑さがよく取り上げられますが、8月の最高気温の平均は29度〜30度。東京の8月の最高気温の平均が30.8度ですので、日中は東京と同じくらいの暑さになります。また、大きな特徴は雨の多さです。8月一ヶ月間の降水量は、北京では約250ミリ。岐阜は約170ミリですので、岐阜の約1.5倍も降ります。屋外種目では、場合によっては雨の影響を受けるかもしれません。宮沢賢治ではありませんが、「雨ニモマケズ」の精神で頑張ってほしいですね。
気象の話題(7月)梅雨の中間発表

7月に入り、梅雨も半分を過ぎました。ここで梅雨の前半の傾向を振り返ってみたいと思います。まずは、6月に降った雨の量を平年と比較した場合、岐阜では平年の113%の287.5_降りました。名古屋や津でも、平年の降水量を上回っていることから、梅雨前半は長い梅雨の中休み期間もありましたが、それなりの雨が降ったことが分かります。また、雨の降り方に注目すると、1日に30_以上、1日にまとまった雨の日数を調べると、岐阜では3日あって、平年と同じ、津では4日で平年を上回っています。このことからも、梅雨前半は降ればまとまった雨が降る傾向も強かったことが分かります。これから梅雨も後半に入りますが、後半は集中豪雨や大雨になりやすい時期でもあります。これから梅雨明けにかけての雨は降り方に注意してください。
気象の話題(6月)大雨及び洪水警報・注意報が変わる

この地方にも本格的な雨の季節がやってきます。梅雨の雨は、日本の夏を乗り切る貴重な水資源でもありますが、時には集中豪雨や大雨による被害をもたらすこともよくあります。大雨が予想される時には気象台から警報や注意報が発表されるため、土砂災害や洪水などの災害に注意しなければなりません。この大雨や洪水の警報・注意報は、5月28日から基準が変わりました。まず、大雨警報や注意報ですが、今までは地上に降る雨の量だけを基準にしてきましたが、今後は土壌にしみ込んだ雨の量を考慮することなになりました。また、洪水警報・注意報では、対象となる地域に降った雨の量だけを考えてきましたが、今後はその地域だけでなく、上流で降った雨も考慮されることになりました。このことで、危険性をより的確にとらえることが出来ると期待されています。
気象の話題(5月)大型連休の服装の着こなし

さあ、いよいよ大型連休。国内のみならず、近場であるアジアなど外国に出かけられる人も多いのではないでしょうか。気になるのが服装選び。気温の変化が大きいこの季節は服装選びにとても苦労します。そこで朝の最低気温に注目して洋服選びをしてみましょう。今、いろいろと注目を浴びている中国北京は、関市と同じくらいの気温で日中は長袖のシャツ一枚で十分です。また、南の香港や台北、グァムなどでは朝でも15度以上ありますので、日中は半袖一枚でも大丈夫です。一方、日本に近い韓国は意外に関市より気温が低く、朝方は10度以下になることもしばしばですので、セーターなど少し暖かい服装を持っていくと良さそうです。気温の変化で体調を崩さないよう、注意して下さいね。